アクシス、商用バイク向け位置情報の精度向上

ロジスティクスアクシス（東京都港区）は28日、商用バイク向けの車載情報システムサービス「KITARO×バイク」で、GPSの受信感度を高めた新端末モデルを発表した。高層ビルなどの遮蔽物が多い市街地でも、より正確な位置情報を取得できるようにした。

新モデルの通信規格には、スマートフォンで使用されている4G（LTE）を組み込み、高速通信に対応。精度の高まったリアルタイム位置情報を取得するほか、日報を自動で作成し、このデータを分析することで車両の運用効率を引き上げることができる。

同社がKITARO×バイクの提供を開始したのは2018年7月だが、フードデリバリー事業者やバイクを使う事業者への導入が広がっており、今秋の消費税増税に伴う軽減税率の適用によってフードデリバリー需要が更に増加するとみられることから「バイクで使える動態管理システムの需要が高まる」（アクシス）と判断した。

▲GPSの受信感度を高めた新端末

KITARO×バイクの利用料金は1台につき月額2800円で、初期費用は不要。