パナ出資先、腕の補助機能搭載したパワードウェア実験

サービス・商品パナソニックは17日、三井物産とともに出資しているロボット開発会社「ATOUN」（アトウン、奈良市）が、腕の補助機能を搭載したパワードウェアの実証実験を5月末にも開始すると発表した。

実験機となるプロトタイプは、販売中の腰用パワードウェア「ATOUN MODELY」（アトゥンモデリー）に腕補助用のユニットを取り付けたもので、従来の腰の補助に腕の補助機能が加わることで作業効果が最大37.7％向上するという。

同社は「近い時期」の製品化を視野に、実証実験を通じて機能面の充実を図りつつ、仕様面の検討・検証に取り組む。併せて、実証実験やカスタム開発に協力可能なパートナー企業も募集する。