日通のRORO船、東京湾環境一斉調査に参加協力

環境・CSR日本通運は7日、特定非営利活動法人ヴォース・ニッポンと共同で、今年度の東京湾環境一斉調査に参加した。

東京湾環境一斉調査は2008年から行われている「東京湾に関係する多様な組織が協働するモニタリング調査」で、ヴォースと日通は水質調査、生物調査、環境啓発活動などの調査項目うち、国民や流域住民が「東京湾再生」に関心を持ちやすくする効果を狙いとともに、東京湾や関係陸域の水質調査の把握、汚濁メカニズムの解明などを目的とした「水質調査」に参加した。

日通は2017年9月から自社運航のRORO船「ひまわり8」にヴォースが持つ海洋計測機器を搭載し、定期的な海洋データの収集に協力していて、今回の調査では「ひまわり8」の東京湾における海水の水温・塩分・phデータを位置、時間とともに1分ごとに計測。調査結果はデータベース化され、東京湾環境情報センターのホームページ上で公開される。