財務・人事日本水産が5日発表した2020年3月期第2四半期(4-9月期)の決算によると、物流事業の部門売上は前年同期比0.3%増の83億9400万円となった。
決算短信によれば、事業は順調に推移したものの、第1四半期に物流子会社の日水物流で、退職給付債務の算定方法を簡便法から原則法に変更したのに伴い、部門利益は1億1800万円減の8億600万円となった。一般的に、退職給付債務の算定方法を簡便法から原則法へ変更した場合、変更で発生した退職給付債務の差額は営業費用として損益処理することになる。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | |
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売上高 | 345,402 [-1.4%] | 174,143 [-0.3%] | 712,111 [5.1%] | 543,261 [6%] |
営業利益 | 11,077 [4.8%] | 5,704 [-23.7%] | 21,685 [-6.6%] | 19,899 [-2.4%] |
最終利益 | 7,829 [13.1%] | 3,619 [-30.8%] | 15,379 [-10.7%] | 15,273 [-6.7%] |
売上高営業利益率 | 3.2% | 3.3% | 3.0% | 3.7% |