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川重、ばら積運搬船「マーケットクーパー」引渡し

2020年3月11日 (水)

ロジスティクス川崎重工は11日、南通中遠海運川崎船舶工程で建造していたばら積運搬船「MARKET COOPER」(マーケットクーパー)の引き渡しを行ったことを発表した。

▲「マーケットクーパー」(出所:川崎重工)

マーケットクーパーは、船首楼付きの平甲板型で、5つの船倉に穀類、石炭、鉱石、鋼材などを搭載可能。ハッチカバー間の船体中心線上には30トンデッキクレーン4基が備わっていて、荷役設備が十分でない港でも荷役作業が可能となっている。

主機関は省燃費型の電子制御式ディーゼルで、滑らかな船首形状や推進効率の高い形状のプロペラなどにより、燃費の向上が図られている。

マーケットクーパー概要
全長:199.9メートル
長さ(垂線間長):197.00メートル
幅(型):32.24メートル
深さ(型):18.60メートル
満載喫水(型):13.00メートル
総トン数:3万4508
載貨重量:8万1962トン
貨物倉容積:6万1223立方メートル
主機関:MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関×1基
連続最大出力:8130キロワット×108回転/分
航海速力:14.5ノット
乗船定員:25人