国際独ダイムラーは今月に入り国内で実施した、電気トラック「eActros」「eEconic」の冬季テストにおいて、両機のバッテリーや電動パワートレイン、エネルギー管理システムなどが厳寒下でも正常に作動することを確認したと発表した。「外気温が極端に低くても、パワートレインと運転室の両方がエネルギー効率の良い状態で、適切な温度で維持される」とアピールしている。
同社は今年から大型車のeActrosの量産を開始する計画。性能は航続距離、駆動力、安全性などの面で、現在のプロトタイプよりも「大幅に優れている」という。eActrosをベースに小型化した塵芥収集向けのeEconicは、来年以降に量産を開始する。