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日本郵便、集配委託先の従業員が代引金横領

2021年5月13日 (木)

事件・事故日本郵便関東支社は12日、埼玉県・大宮西郵便局(さいたま市北区)の集配委託先の男性従業員(60代)が、代金引換金などを横領していたことが判明した、と発表した。

関東支社によると、男性従業員は顧客から受け取った代金引換ゆうパックの引換金2万3732円を受入計理せず、つり銭用現金2万円も返納せずに横領した。

同日、この従業員が配達業務から戻らなかったことから、集配委託会社社員が連絡したところ、「代金引換金などを使い込んでしまった」との申し出があり、横領が判明したという。

日本郵便では「5月10日に日本郵便関東コンプライアンス室が告訴を念頭に大宮警察署へ相談している」としており、今後は再発防止策を講じて委託会社に対するコンプライアンス指導の徹底に取り組むとともに、この従業員に対しては「委託会社で厳正に対処する」としている。