C&FロジHD2Q、センター事業好調で増収増益

財務・人事C&Fロジホールディングス（HD）が9日発表した2024年3月期第2四半期連結決算は、前年同期比2.1％増の売上高が583億8700万円、営業利益が同11.7％増の29億3900万円、最終利益が6.5％増の21億1400万円の増収増益となった。

TC（通過型センター）事業は、適正料金の収受、新規業務の獲得やEC（電子商取引）関連物流業務の拡大により売上高が1.9％増の374億9600万円。車両メーカーの供給体制に起因する買い替えの遅延などが営業原価の上昇を抑制したことや、新規業務を含めた収益性の高い業務の推進が利益を押し上げたことで営業利益は11.3％増の23億9100万円と大幅に増益となった。

DC（保管在庫型物流）事業は、適正料金の収受に加え、業務用冷凍食品の物量回復や、前期中に稼働を開始した物流施設における物量増加により、売上高が2.4％増の199億1600万円となった。利益面は電力契約変更などによる動力費の減少が利益を押し上げ、営業利益は1.5％増の25億7200万円だった。

24年3月期通期業績は、売上高が前期比3.2％増の1170億円、営業利益が同2.3％減の43億円、最終利益が1.9％減の30億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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