ヤマト、仙台で東北初｢ネコサポステーション｣開設

国内ヤマト運輸（東京都中央区）は、仙台市泉区の商業施設「泉パークタウンタピオ」内に「ネコサポステーション泉パークタウンタピオ店」を3月17日にオープンする。家事サポートサービスをはじめ、IoT電球「HelloLight」（ハローライト）を活用した見守りサービスなど、地域住民のより快適な暮らしを支援する。東北地方でのネコサポステーションの開設は初めて。オープンを記念して4月2日から2日間、オープニングイベントも開催する。

（出所：ヤマト運輸）

宅配事業で蓄積したノウハウを暮らしサポート分野に水平展開することにより、宅急便ビジネスのさらなる拡大と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、企業価値向上を図る狙いだ。

ヤマトグループは、「誰もが住み慣れた街で安心して暮らし続けられる」環境の構築と地域社会の健全で持続的な発展、より安心・快適な生活の実現を目指し、2016年に東京都多摩市にネコサポステーションを開設。千葉県松戸市や神奈川県藤沢市にも展開し、「暮らしのサポートサービス」などを提供することで、地域住民の安心・快適な生活をサポートしている。

泉パークタウン内に開設するネコサポステーションは、パートナー企業と連携し、多様なライフスタイルに対応する配送・生活利便サービスと「街のコンシェルジュ」機能を担うことを目指す。

ネコサポステーションでは「宅急便」の発送や受け取りのほか、フリマサイト利用者向けの梱包資材の購入が可能だ。換気扇やエアコン、風呂の掃除から家具の移動や組み立て、庭の手入れなど快適な生活を支援する。さらに、ハローライトを活用した見守りサービスの提案や地元企業との提携によるリフォームやベビーカー・チャイルドシートのクリーニングサービスを提供する。