はぴロジ、ITイベントで流通統合制御システム訴求

イベント流通インフラプラットフォーム開発のはぴロジ（大阪市西区）は、東京都内で4月6日から3日間開催される日本最大級のIT展示会「Japan IT Week（ジャパン・アイティ・ウィーク）春」に出展し、ことし2月に市場投入したクラウド型流通統合制御システム「logiec」（ロジーク）を披露する。

クラウド型WMS（倉庫管理システム）の指定フォーマットへのデータ変換で新規案件導入を標準化したり、提携する倉庫とデータ連携したりできる機能などを来場者にアピールする。

物流事業者はロジークの活用により、複数の荷主ごとに異なるWMSを使っていた場合でも在庫管理などが煩雑化せず一元管理が可能になる。中長期的に新規WMSの導入にかかわる開発費も抑制できる点も魅力だ。

EC（電子商取引）事業者にとっては、受注データのアップロードなど付加価値の低い作業を自動化できるほか、複数倉庫に出荷指示データを自動で振り分ける機能も強み。業務の工数削減につながる点について訴求したい考えだ。

▲出展ブースのイメージ（出所：はぴロジ）