荷主日機装(東京都渋谷区)は11日、連結子会社のClean Energy & Industrial Gasesグループ(CE&IGグループ)が、ドイツ北部ブルンスビュッテルで建設中のLNG(液化天然ガス)受入ターミナル「German LNG Terminal」向けに、サブマージドモータポンプ16台を供給する契約を獲得したと発表した。
同ターミナルはGerman LNG Terminal GmbHが建設を進めており、2027年の稼働開始を予定する。容量16万5000立方メートルのLNGタンクを2基備え、稼働後は年間100億立方メートルのガスをドイツ国内へ送り出す能力を持つ。

▲サブマージドモータポンプ(出所:日機装)
CE&IGグループは、設計・調達・建設を担うCS Gas North S.L.から選定され、LNGを扱う高圧ポンプと低圧ポンプに加え、船舶への払い出しに使うポンプを供給する。ターミナルはLNGのほか、バイオLNGやSNG(合成天然ガス)にも対応し、将来は水素など、より低炭素な燃料への転換が可能な設計となっている。
日機装は4月にも、ドイツ・シュターデの「Hanseatic Energy Hub」向けに、低圧・高圧のサブマージドモータポンプ約30台を供給する契約を獲得している。同施設はドイツ最大の陸上式LNG受入ターミナルとなる予定で、今回の受注はこれに続く案件となる。
日機装グループは、極低温機器・ソリューションの提供を通じ、エネルギーの安定供給と低炭素社会の実現に取り組む。水素やアンモニア分野でも機器供給やサービスの専門性を持ち、低炭素燃料への移行を支える。
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