M&Aスウェーデンのアインライドは9日、防衛・国家安全保障向けの自動運転物流基盤を強化するため、UNIQAIシステムズ(イスラエル)と提携したと発表した。UNIQAIのAI(人工知能)による任務計画や意思決定支援機能を、自動運転技術「Einride Driver」と物流管理基盤に組み込み、軍事環境下での物資輸送と作戦判断を連携させる。
新たに追加するのは、AIによる任務計画、状況変化に応じた作戦フローの調整、統合型の意思決定支援機能。アインライドはすでに、脅威検知や無人航空機への監視機能を持つセンティナス(米国)とも協業しており、防衛用途では輸送の自動化だけでなく、周辺状況の把握や任務判断まで含めた機能拡張を進めている。
同社はこれまでに欧州のNATO同盟国の防衛組織から実証契約を獲得し、防衛事業部門を設置している。スウェーデンでは民生・軍事双方を想定した無人履帯車両の開発にも参画する。2030年までの米国、EU、その他NATO加盟国におけるデュアルユース分野の対象市場について、70億―130億ドル規模と試算している。
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