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SBS系ファンド、保守用部品物流の請負企業を支援

2022年5月6日 (金)

(イメージ)

産業・一般SBSホールディングス(HD)は6日、日本政策投資銀行(東京都千代田区)と共同で設立したファンド「日本物流未来投資事業有限責任組合」がEMC(東京都千代田区)の全株式を同社から4月28日付で譲り受けたと発表した。

日本物流未来投資事業有限責任組合は、主に中堅・中小物流事業者が直面している事業継承や人手不足などの問題の解決を目的に事業を展開。投資を通じて地域物流配送網の維持を図るとともに、SBSグループや日本政策投資銀行のノウハウを活用した営業網の拡充や収支・財務の改善、コンプライアンスの体制整備など、出資先物流事業者の競争力強化を図っている。

EMCは、SPL(Service Parts Logistics)と呼ばれる保守用部品に関する倉庫内作業などを請け負う物流事業者。緊急配送に関わるノウハウと高度な物流ネットワークに強みを持つ。

日本物流未来投資事業有限責任組合は、様々な施策に対する支援を通じてさらなる事業拡大や競争力の強化を積極的に支援。今回のEMCへの取り組みを契機として、今後も地域で活躍する物流事業者への投資を通じた支援を継続していく。