ナガサキロジスティクス、5件目の冷蔵倉庫が完工

拠点・施設福岡運輸ホールディングス（福岡市博多区）は16日、グループのナガサキロジスティクス（長崎県諫早市）が運営する長崎物流センターが完工したと発表した。

長崎物流センターは、ナガサキロジスティクスにとって本社工場、大村工場、飯盛工場、諫早物流センターに続く5件目の冷蔵倉庫となる。CO2の自然冷媒を使用した冷凍機を採用し、屋根の太陽光パネルから得た電力を自家消費する仕組みを整え、環境に配慮した施設とした。

BCP対策として非常用発電設備を設置。ことし4月には諫早市との間で災害協定を締結しており、有事には施設を物資保管庫、非常電源とする形で市の災害対策に役立てる。

■長崎物流センター概要
所在地：長崎県諫早市飯盛町平古場字菖蒲田35-1
敷地面積：1万5650平方メートル
延床面積：4720平方メートル
構造：鉄骨造平屋建て一部2階建て
FC（超低温）庫：7600トン
C（低温）庫：1290トン