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マースク、米国初の外航船向けエタノール給油

2026年9月29日 (火)

国際APモラー・マースク(デンマーク)は28日、米国でデュアルフューエル対応コンテナ船「Tangier Maersk」に、米国産トウモロコシ由来のエタノールを船舶間で供給する商用バンカリングを実施したと発表した。米国で外航コンテナ船を対象に船舶間で商用エタノール給油を行うのは初めてとしている。

使用した燃料は米国産の100%コーンエタノール。今回の給油を通じ、船舶燃料としてエタノールを利用する際の運用手順や港湾インフラ、燃料調達、サプライチェーン上の課題を検証した。

(出所:APモラー・マースク)

エタノールは既存の生産基盤や供給インフラを活用でき、アルコール燃料対応船との親和性もある。一方、船舶燃料として大規模に普及するには、安定した燃料供給量の確保に加え、規制整備や港湾・船舶側の運用体制構築が必要となる。

マースクはこれまで「Laura Maersk」や「Antonia Maersk」でもエタノール燃料の試験を実施してきた。メタノールなどを含む複数の代替燃料を検証しており、海運の脱炭素化に向けた燃料選択肢を探る取り組みを続けている。

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