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ケイヒン、国際運送が円安受け好調で通期上方修正

2022年11月4日 (金)

財務・人事ケイヒンは4日、2023年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。5月10日に公表した前回予想数値について、売上高を520億円から590億円、営業利益を29億円から36億5000万円、経常利益を30億円から39億6500万円、最終利益を21億円から27億円にそれぞれ引き上げた。

国際物流事業で取扱量が増加するとともに海上運賃の高騰や対米ドルで円安傾向が続いている影響もあり、通期業績が期初予想を上回ると判断した。

ケイヒンは4日、2023年3月期第2四半期累計連結決算も発表。売上高は前年同期比17.5%増の321億5900万円、営業利益は22.0%増の20億2800万円、経常利益は32.4%増の22億7300万円、最終利益は32.4%増の15億5000万円となった。

国内物流は、倉庫業で保管や入出庫の取扱量が増加した一方で、陸上運送業は配送の取り扱いが減少。全体では減収減益となった。国際物流は、国際運送取扱業で取扱量が増加するとともに、海上運賃も高い水準で推移。円高の影響もあり大幅な増収増益となり、業績を牽引した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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