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西鉄2Q決算、国際運賃高水準で物流業に追い風

2022年11月10日 (木)

財務・人事西日本鉄道が10日発表した2023年3月期第2四半期の連結決算によると、物流業の売上高は前年同期比75.3%増の1359億9000万円、営業利益は135.1%増の111億9900万円といずれも大幅に増加した。国際物流での運賃原価高止まりを受けて販売価格が増加。新型コロナウイルス禍による行動制限の緩和が追い風になり、運輸業なども回復した需要を取り込んだ。

国際貨物取扱高でみると、航空が輸出は前年同期比6.1%減の6万8000トン、輸入は1.7%減の19万2000件と前年実績を割り込んだ一方、海運は輸出が15.7%増の5万2000TEU、輸入が10.9%増の7万1000TEUと伸びた。

物流業の好調や円安進行による為替差益などを受け、通期業績予想を上方修正することも発表。前回予想から売上高は5.7%増の4958億円、営業利益は17.6%増の200億円、経常利益は29.7%増の205億円、最終利益は58.0%増の128億円と上振れを見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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