川崎汽船、5つの視点で23年の物流DX戦略を発表

ロジスティクス川崎汽船グループはこのほど、2023年に取り組むDX（デジタルトランスフォーメーション）に関する戦略を発表し、データやデジタル技術を活用した事業競争力の強化に向けて付加価値を向上させる方針を掲げた。

第一に「レガシー企業文化からの脱却」を挙げ、核心的な価値として「安全・環境・品質の磨き上げ」をDXにより実現するとした。具体的には、業務の標準化や船舶のデジタライゼーションといった「DX基盤整備の完遂」からスタートし、データ統合基盤活用や内外とのパートナーシップ強化、先端技術の開発と実装を第2ステージと位置付ける。最終的には、自動運航技術の深度化やオープンイノベーションの推進、物流エコシステムの参画を段階的に目指す。

DXを推進する上で、重要な要素として陸上、海上、データ、人材、DXを支えるセキュリティーの5つの視点で戦略を展開する。データ連携や活用により、顧客や他者とのつながりを大切にしていくなどとしている。

（出所：川崎汽船）

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LOGISTICS TODAY編集部
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