日立系ロボ関連2社が4月合併、物流DX支援を加速

▲Kyoto Roboticsの知能ロボットビジョンシステム（出所：日立製作所）

M&A日立製作所は30日、グループの日立オートメーションとKyoto Roboticsを4月1日付で合併すると発表した。日本国内とASEAN（東南アジア諸国連合）で、ロボティクスの総合サービス事業を強化するのが狙い。自動化やDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進する製造・物流業の顧客に対する提案力を拡充する。

発表によると、日立オートメーションは、産業用ロボットを活用し、工場の設計から機器メンテナンスまで手掛けるラインビルディング事業をグローバルに展開しているシステムインテグレーター（SI）。

一方、Kyoto Roboticsは2021年4月に日立が買収。2000年の創業以来、ロジスティクスや製造の分野で完全自動化を目指し、開発した知能ロボット関連システムなどを強みに幅広いロボットメーカーと連携している。

▲ロボティクスSI事業の体制強化イメージ（出所：日立製作所）

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