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NSU海運が最高益更新、今期見通しは減益

2023年4月28日 (金)

財務・人事NSユナイテッド海運は4月28日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比28%増の2508億2250万円、営業利益は21.6%増の324億8700万円、経常利益は25.7%増の334億4400万円、最終利益は17%増の276億300万円と、2期連続で最高益を達成した。長期契約による安定収益と円安の影響が好業績に寄与した。

今期は港湾の検疫体制強化による船腹需給の引き締めが緩和される一方で、中国経済の回復や環境規制の影響など、船腹供給の抑制が市況を下支えすると予想。世界的なインフレや金融引き締めによる経済活動の下押しによる海上荷動きへの影響が懸念されていることから「細心の注意を払いながら事業運営を行う」(同社)。今期業績は売上高1790億円(28.6%減)、営業利益147億円(54.8%減)、経常利益132億円(60.5%減)、最終利益110億円(60.1%減)を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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