NEXCO東、アクアラインでETC時間帯別料金を実施

拠点・施設東日本高速道路（NEXCO東日本）は21日、東京湾アクアラインの上り線（木更津から川崎方面）で、特定の時間帯で割引料金を変えるETC時間帯別料金の社会実験を、7月から土日・祝日で行うと発表した。

対象区間は：アクアライン浮島IC（インターチェンジ）～木更津金田IC。2023年7月22日から2024年3月31日の期間の土日・祝日のみで実施する。ETCを搭載する全車種が対象になる。

料金は13～20時の時間帯で軽自動車などが960円、普通車が1200円、中型車が1440円、大型車は1980円、特大車は3300円に変更する。20～24時の時間帯は、軽自動車などが480円普通車は600円、中型車は720円、大型車は990円、特大車が1650円になる。そのほかの時間帯の料金は据え置く。

▲ETC時間帯別料金（クリックして拡大、出所：NEXCO東日本）

NEXCO東日本によると、アクアラインは土日・祝日の特定の時間帯に交通が集中し激しい混雑が発生しているという。これを受け、NEXCO東日本と国土交通省、千葉県は、交通需要の偏在などで混雑緩和を図ることを目的に新設された「東京湾アクアライン交通円滑化対策検討会」で、料金施策の議論を行い、今回の実験を決定した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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