JALUX、旅客サービスのJALエービーシー子会社化

M&AJAL（日本航空）グループのJALUX（ジャルックス、東京都港区）は3日、空港宅配サービスなどを展開するJALエービーシー（東京都中央区）を6月30日付で子会社化したと発表した。

JALエービーシーは、空港内のサービスカウンターでの空港宅配サービス、WiFiルーター、自動翻訳機の貸し出し、渡航申請のサポートなど、国際線旅客向けのサービスを提供する。

JALUXは、JALグループの非航空領域におけるコマース・サービスの中核会社として、企業価値向上を目指すことを目的に、JALエービーシーを子会社化した。既存の「JAL DUTYFREE」や「BLUE SKY」などの空港での物販事業に加え、新たに空港宅配と旅行関連の空港サービスを取り込むことで、空港での小売り事業全体の規模拡大を図る。

同時に、JALエービーシーの経営理念を尊重しながら、同社と強力な連携を図り、シナジーを創出することで、今後も増加が予想される、国内外旅行者に対する空港内サービスの利便性向上と、グループ全体の企業価値向上につなげる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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