センコン物流1Q、外注や採用活動費増などで減益

財務・人事センコン物流が9日発表した2024年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が前年同期比3.4％増の38億6000万円、営業利益が同29.6％減の1億2500万円、最終利益が55.3％減の5200万円だった。

運送事業での海上コンテナ貨物の取扱、倉庫事業での化学・石油ゴム製品などの受注高が減少したが、乗用車販売事業で新車・中古車販売台数が増加したことや車検・点検修理などのサービス部門の取扱が堅調に推移したことで増収を確保した。一方、電気料金の値上がりや労働力不足による外注費、採用活動費などが増加したことに加え、連結子会社が所有する高齢者向け介護施設賃貸用不動産の売却や既設倉庫の改修工事などの影響で減益となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高前期比3.4％増の168億円、営業利益が9.3％減の6億7000万円、最終利益が15.7％減4億4000万円の増収減益を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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