センコン物流2Q、増収もコスト大幅増で減益

財務・人事センコン物流が10日発表した2024年3月期第2四半期の連結決算は、売上高が前年同期比3.8％増の81億7300万円、営業利益が同25.9％減の3億100万円、最終利益が44.6％減の1億6000万円だった。

運送事業で海上コンテナ貨物の取扱、倉庫事業で食品・米穀などの受注高が減少したが、乗用車販売事業で半導体の供給不足が緩和されたことによる新車・中古車販売台数が増加したことに加え、車検・点検修理などのサービス部門の取扱が堅調に推移したことで増収を確保した。一方、利益面では電気料金の値上がりや労働力不足による外注費、情報機器や業務車両の入替費、採用活動費などが増加し減益となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高前期比3.4％増の168億円、営業利益が9.3％減の6億7000万円、最終利益が15.7％減4億4000万円の増収減益を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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