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乾汽船が通期予想を下方修正、ドライバルク低調で

2023年8月10日 (木)

財務・人事乾汽船は10日、2024年3月期連結業績予想を下方修正した。通期予想は、売上高が当初の338億100万円から307億2200万円(前期比30.6%減)に、経常利益は37億8000万円から6億8600万円(同94.9%減)に、最終利益は28億5800万円から3億円(97%減)にそれぞれ引き下げた。外航海運事業でドライバルク船の市況が予想を下回る水準で推移したため。

同日発表した24年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比40.6%減の78億9700万円、経常利益が同87.1%減の8億3100万円、最終利益が95%減の2億2100万円だった。

主力の外航海運事業の売上高は49.1%減の56億3200万円、営業利益は95.8%減の2億3400万円。ドライバルク市況は米中市場での荷動き鈍化と中国の景気後退懸念に伴う需要減の影響で例年になく低調だった。倉庫・運送事業は貨物保管残高はやや前年同期を上回り、貨物取扱量も同水準で推移した。連結子会社の引越業の取扱増などもあり、事業全体では増収増益だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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