沖データ、ロシアにプリンタと複合機の販売会社設立

拠点・施設沖データは25日、ロシアに設立した販売会社が業務を開始したと発表した。2011年度にカラーページプリンタで10％のシェア獲得を目標として、企業ユーザや官公庁をターゲットに拡販していく。

インクジェットプリンタを除き、ロシアは欧州で5番目、世界でも11番目の規模を持つビジネスプリンタ市場で、2014年には市場規模が15億ドルに拡大すると言われている。

沖データでは96年4月にモスクワ事務所を設立し、全商品を対象としたマーケティング活動を展開してきた。今回、販売会社を設立して、競争力ある商品を競争力ある価格で提供し、販売代理店網や保守体制、現地に根付いたマーケティング・販売活動を強化することで、ITチャネル、コピー機チャネル、量販チャネルの開拓、CS向上策を展開していく。

また、企業・官公庁市場もターゲットに加え、マネージドプリントサービス（MPS）や販売代理店支援プログラムを展開するとともに、政府入札案件へも積極的に参加し、拡販を目指す。