サカイ引越と滋賀大、地理データから人流情報可視化

（出所：サカイ引越センター）

調査・データサカイ引越センターは7日、滋賀大学との共同研究成果「引越事業から得られる地理情報による地域課題抽出・地域課題抽出に向けての人流情報の可視化」を1日に公表したと発表した。

サカイ引越センターから滋賀大学に提供した引越し情報に含まれる郵便番号情報をもとに、滋賀県への流入地域の濃淡による可視化、引越し情報に加えて駅などの公共設備や行政区域などの情報を見える化することによる居住地区の特徴の把握を検証。さらに、滋賀県彦根市を対象として、居住誘導区域と洪水浸水想定区域からみた転入者の状況把握を行った。

両社はことし3月に締結した連携・協力に関する協定に基づき、引越しデータの新たな活用プランを策定し、既存のデータによる地理情報の分析と可視化に取り組んでおり、今後は、官民データを組み合わせ、引越しデータと組み合わせた価値創造と新事業創出、空き家情報や移住情報などと組み合わせた政策分析を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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