三菱商事ロジの船社マッチングにコスコなど参加

ロジスティクス三菱商事ロジスティクス（東京都千代田区）は15日、ことし10月から九州発着のコンテナ貸切（FCL）貨物を対象に実施している荷主と船会社のウェブマッチングサービスの試験提供について、すでに参加している7船社に加え、中国海運大手のコスコと、シンガポールのシーリードが参加したと発表した。また、輸出入前後のドレー輸送や通関などの手配も同サービスで可能となった。サービスの試験提供は11月までを予定。

同サービスでは、荷主は航路やコンテナタイプなどの基本情報を入力するだけで、条件に合う概算のコストとサービス内容をメールで受け取ることができる。登録は1分で完了し、会員登録やログイン、利用料は不要。

実際に船積みを検討する場合、会員登録後に詳しい輸送情報を入力することで、各船会社の海上運賃見積り一覧が作成され、航路や輸送日数などの詳細とともに一画面で比較できるようになる。また、船会社の集荷キャンペーン情報も掲載されており、常に最新の情報をもとに最適な船会社を選択できる。船腹予約もシステム上で簡単に行うことができる。

▲マッチングサービスの概要（クリックで拡大、出所：三菱商事ロジスティクス）

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LOGISTICS TODAY編集部
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