トランコム3Q、日用品物流が堅調で増益

財務・人事トランコムが29日発表した2024年3月期第3四半期決算は売上高が前年同期比0.5％増の1285億3700万円、営業利益が同0.2％減の57億1500万円、最終利益が21.3％減の37億300万円だった。

ロジスティクスマネジメント事業は、北関東エリアの日用品物流が寄与したことに加え、新たなカテゴリーの物流業務が拡大したことにより、売上高が2.7％増、営業利益が2.5％増と増収増益だった。物流情報サービス事業では、貨物情報数が1.3％増、空車情報数が2.9％減、成約件数は0.9％増で、中ロット貨物の取り扱いが増加したが、新拠点開設と既存拠点の人員体制強化に加え、輸送協力会社への支払いが増加し、営業利益は12.4％の減益となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比2.4％増の1717億7000万円、営業利益が同4.5％減の71億円、最終利益が21.2％増の46億5000万円と増収増益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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