行政・団体国土交通省は27日、三菱ふそうトラック・バスが中型トラック「ふそうファイター」のリコールを届け出たと発表した。対象となるのは2019年2月4日からことし2月29日に製作された1435台。
不具合があったのは制動装置(排気ブレーキ)。4V20型エンジンを搭載したトラックの排気ブレーキで、エンジン ECUの制御プログラムが不適切なため、排気ブレーキ駆動用ギヤがストッパーに対して想定を超える速度で当たることがあり、これが繰り返されることで排気ブレーキ駆動用ギヤと中間ギヤが破損して排気ブレーキが不作動になり、 エンジン制御警告灯が点灯するという。現在、不具合は46件報告されている。
改善措置として、全車両、エンジンECUの排気ブレーキ制御プログラムを対策品に書き換えるとともに、排気ブレーキ一式を新品に交換する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001750704.pdf
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