拠点・施設西日本鉄道は1日、国際物流事業本部の物流新拠点「関東ロジスティクスセンター」(千葉県習志野市)の営業を開始した。
同施設は、羽田空港、成田空港、横浜港、東京港といった主要港や鉄道貨物ターミナルから 40キロ圏内に位置し、航空・海上輸送サービスの提供に適した立地。同社の国内最大規模の物流拠点となり、物流事業のフラッグシップとなる施設で、航空、海上、国内輸送、倉庫の一括でサプライチェーンの最適化に貢献するという。
同施設内では、半導体などの精密機器の保管や、定温定湿機能を備えた冷蔵倉庫としての対応が可能。また、西鉄物流と協働し、関東エリアの集配送における、将来のトラック配送網の拠点化も目指す。
その他、非常用電源を設置しBCPに対応するほか、太陽光パネルの設置によるクリーンエネルギーの活用など、サステナブルな取り組みも推進するとしている。
「関東ロジスティクスセンター」の所在地は千葉県習志野市茜浜2丁目4番。敷地面積は8844平方メートル、延床面積は1万9343平方メートル、倉庫は1万6632平方メートル、事務所は772平方メートル、トラックバースなどは1939平方メートル。建物構造は鉄骨(S造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)4階建、耐震設計。各階天井高は5.5メートル、床耐荷重は平方メートルあたり1.5トン(倉庫)。
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