フューチャーA、CLO支援のコンサルを本格展開

荷主フューチャーの主要事業会社であるフューチャーアーキテクト（東京都品川区）は25日、物流統括管理者（CLO）の戦略策定から推進・実行までを支援するコンサルティングサービスを7月より本格展開することを発表した。

同サービスは、「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律」に基づき、一定規模以上の特定事業者となる荷主企業にCLOの設置が義務付けられることを受けたもの。同サービスでは、テクノロジーと物流のノウハウを兼ね備えた同社の物流サービス事業部が伴走することで、該当する荷主企業の戦略立案から構想具現化・実装までを一気通貫で支援するという。

また同社は、物流戦略が1社による「コスト戦略」から、企業の枠組みを超えて社会課題の解決や社会への貢献（社会価値）を目指しながら経済価値の創出を目指す「共有価値創造戦略」への変革期を迎えているなか、さまざまな業種・業界でのDX（デジタルトランスフォーメーション）支援の知見を生かし、持続可能な物流を共にデザインするとしている。

さらに、戦略立案だけでなく、構想の具現化・実装までを一気通貫で支援。DXに必要なノウハウを体系化した「物流DXコンサルティングサービス」の知見に基づき、システム実装やAI（人工知能）活用などの「デジタル領域」に加え、拠点の統廃合や倉庫設備の設計、サプライチェーンネットワークの再編といった「フィジカル領域」までを包括的に支援するという。

▲コンサルティングサービスのイメージ（クリックで拡大、出所：フューチャー）

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LOGISTICS TODAY編集部
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