武蔵精密工業、鈴与にアルコール検査キット寄贈

ロジスティクス自動車部品の製造を手掛ける武蔵精密工業（愛知県豊橋市）は17日、同社が開発した「アルコール代謝遺伝子検査キット」を総合物流会社の鈴与（静岡市清水区）の新入社員38名に寄贈した。

同検査キットは、自身のアルコール代謝遺伝子のタイプを判定し、お酒に対する体質のタイプを知ることができるというもの。2024年問題に直面する物流業者の健康経営に役立ててもらうことを目的に寄贈した。適切なお酒との付き合い方を把握してもらい、日頃の健康管理や飲酒習慣の見直し促進を図ってもらうとしている。

今回は清水区で開かれた鈴与の新入社員研修で、検査キットを用いて口腔内の細胞を採取。各新入社員のアルコール体質の結果は8月下旬に各個人へ送付される。

なお、武蔵精密工業が2023年に実施した「飲酒翌日のパフォーマンス実態調査」では、飲酒翌日のパフォ―マンスが10.8%悪化する結果が出ているほか、疲労感・ふらつき感・眠気などの体調も悪化することが分かっているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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