GLP、中国の物流施設2か所でベスト・ロジと契約

ロジスティクスグローバルロジスティックプロパティーズ（シンガポール、GLP）は8日、中国の有力3PL会社「ベスト・ロジスティクス」との間で、蘇州、武漢で建設中の物流施設のうち、合わせて4万3000平方メートルを対象とした事前（完成前）賃貸契約を締結したと発表した。

ベスト・ロジスティクスは「ラストワンマイル」に強みを持つ3PL事業を手掛けており、これまでに4か所でGLPの物流施設5万1000平方メートルを利用しているが、Eコマースの急成長によって今後も物流スペース需要が拡大するとみて、新たに2施設で長期リース契約を締結したもの。

2施設は江蘇省蘇州市の「GLPパーク蘇州」（延床面積10万4000平方メートル、2013年9月竣工予定）、武漢空港経済区の「GLPパーク黄陂」（7万平方メートル、11月竣工予定）。

ベスト・ロジスティクスのジョニー・チョウ社長兼CEOは「将来的にも中国全土の多くの場所でGLPとの関係を強化していきたい」と話している。