認証・表彰日本海事センターは30日、同センター客員研究員の福山秀夫氏が、日本海運経済学会より国際交流賞を受賞し表彰されたと発表した。
同氏は、「ポストコロナとウクライナ戦後の東アジア国際物流ネットワークの進展-国際複合一貫輸送の視点から-」と題する論文を発表し、評価された。
同論文は、コロナ禍とウクライナ戦争後の東アジア国際物流ネットワークの現状と今後の展望について分析したもの。特に、欧州向け物流における海上輸送、シベリア・ランドブリッジ(SLB)、中欧班列の役割と、RCEP(地域的な包括的経済連携協定)や一帯一路構想による影響について考察している。また、中国・ASEANクロスボーダー輸送や西部陸海新通道の整備が東アジアの物流ネットワークに大きな影響を与えている点も指摘しており、国際複合一貫輸送の視点から、サプライチェーンの再構築・強靭化に向けての課題と展望を論じている。
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