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商船三井、事故船の積荷監視へ監視船派遣

2013年6月19日 (水)

話題商船三井は19日午後2時過ぎ、事故で2つに破断した同社運航のコンテナ船「MOLコンフォート」の船体について、同日午前10時頃(日本時間)の情報として「コンテナ貨物を積載した状態で北緯12度57分・東経61度10分付近(インド洋の中央部)を東北東方向へ2ノットで移動している」と発表した。

同社は19日、MOLコンフォートと積荷の状況を監視し、曳航作業を準備するため、監視船をアラブ首長国連邦のジュベリアリ港から出帆させた。順調にいけば「現場海域には23日頃に到着する」見込み。また、並行してMOLコンフォートの曳航手配を進めている。

同社はコンテナ船を建造した三菱重工業と共同で事故原因の調査を開始。現場を航過した同社運航船からの報告によると、18日午後(日本時間)時点では「荒天下ではあるが安定して浮いており、火災などの発生、多量の油の流出は認められなかった。本船の乗組員は事故発生時に全員無事救助された」としている。