公募・入札高速道路3社(NEXCO東日本、中日本、西日本)は20日、逆走対策の一環として新たな技術の公募を開始した。今回の公募は、7月24日に開催された「高速道路での逆走対策に関する有識者委員会」の報告を踏まえたもので、2029年までに逆走による重大事故ゼロを目指す取り組み。
高速道路での逆走は、おおむね2日に1回の頻度で発生しており、正面衝突など重大事故につながるケースも少なくない。NEXCO3社では19年に「安全・安心実施計画」を策定し、有識者委員会と連携して対策を推進してきた。
今回の公募では、道路上のCCTVカメラを活用して逆走車両を検知し、その情報に基づいて順走車両、逆走車両に注意喚起を行う技術(テーマIV)と、逆走車両が自身の逆走を検知し、その車両自体に注意喚起を行う技術(テーマV)の2種類を募集している。
現場検証の対象に選定された技術は25年5月以降に検証を実施し、26年度末からの順次展開を目指している。公募の受け付けは25年2月28日まで。
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