ナブテスコ、スイスの自動運転スタートアップに出資

M&Aナブテスコ（東京都千代田区）は20日、同社のコーポレートベンチャーキャピタル（CVC）を通じて、産業物流向けの自動運転システムなどを提供するスイスのEmbotechに出資したと発表した。

Embotechは独自の高精度自動運転システムの研究、開発に取り組むスタートアップで、完成車物流向けのAVM自動車両誘導システム（AVM）、港湾やヤード物流向けの自動ターミナルトラックシステム（ATT)などを手掛けている。

AVMはBMWの自動車生産工程に導入され、車両の工場間移動を自動誘導運転で行っている。また、ATTはヨーロッパ最大の港湾で、複雑な混合交通状況での自動運転の実証試験に成功し、本格的な事業化に向けて準備を進めている。

ナブテスコでは、自社の独創的なモーションコントロール技術とEmbotechが持つ技術を組み合わせることで、自動車産業をはじめとするスマートオートメーション関連で画期的な新製品やサービスを提供するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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