国際米国運輸省(USDOT)は16日、バイデン・ハリス政権下で鉄道安全性向上に向けた前例のない取り組みを実施していることを明らかにした。連邦鉄道局(FRA)と連携し、全国の鉄道インフラを近代化する数百のプロジェクトが進行中だ。
USDOTは、脱線事故率の15%削減など過去10年間での進展を踏まえ、さらなる安全基準の強化を図るため、新たな規制を策定している。また、議会との協力により、労働者や地域社会の安全確保を最優先に取り組む鉄道会社に対し、より高い基準を求めている。
総額660億ドルのインフラ投資により、全国の鉄道網の近代化と拡張が進んでいる。米国初の高速鉄道システムの実現や、国内で最も混雑する旅客鉄道回廊の改善、1400か所以上の踏切の廃止または改善を通じて、安全性向上が図られている。また、新しい鉄道回廊の可能性を推進する取り組みも行われている。
さらに、2025年1月には11億ドルを投じて鉄道の高架橋や地下道の建設を支援するプログラムが発表された。この他にも、旅客鉄道や貨物鉄道の安全性向上を目的とした助成金プログラムが進行している。
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