神戸港24年貿易概況、輸出が4年ぶりマイナス

調査・データ神戸税関が23日発表した、12月の神戸港貿易概況（速報）によると、輸出が6955億円（前年同月比0.9％増）で7か月ぶりのプラス、輸入が4144億円（同17.1％減）で2か月ぶりのプラス。差引額は2128億円の輸出超過だった。

品目別では、輸出は「精油・香料及び化粧品類」（59.4％増）、「荷役機械」（35.2％増）などが増加したものの、「建設用・鉱山用機械」（46.3％減）、「半導体等製造装置」（27.8％減）などが減少した。輸入は「たばこ」（132.8％増）、「医薬品」（113.5％増）などが増加したものの、「無機化合物」（38.2％減）、「パルプ」（71.2％減）などが減少した。

地域別では、輸出が対ASEAN・EUで増加、輸入が対アジア、EUで増加した。

また、同日発表した2024年の神戸港貿易概況（速報）によると、輸出が7兆3749億円（前年同月比1.8％減）で4年ぶりのマイナス、輸入が4兆6676億円（同0.7％減）で2年連続のマイナス。差引額は2兆7073億円の輸出超過だった。

品目別では、輸出は「建設用・鉱山用機械」（28.2％減）、「原動機」（21.9％減）などが減少したものの、「プラスチック」（11.1％増）、「非鉄金属」（14.4％増）などが増加した。輸入は「無機化合物」（48.6％減）、「鉱物性燃料」（20.3％減）などが減少したものの、「衣類及び同附属品」（7.6％増）、「たばこ」（10.2％増）などが増加した。

地域別では、輸出が対ASEANで増加、輸入が対ASEAN、EUで増加した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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