財務・人事タカセが7日発表した、2025年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比1.3%増の61億9600万円、営業利益が同40.8%減の7300万円、最終利益は29.5%減の8500万円と増収減益となった。非連結子会社である萬警備保障、エーディーディーエクスプレスの清算による子会社清算益4700万円、子会社清算損2700万円をそれぞれ計上した。
総合物流事業は売上高が1.4%増の61億3800万円、セグメント利益が33.7%減の6000万円だった。収受料金の改定、主要顧客の業務取扱量が増加したことから増収となったが、利益面は中国現地法人のコスト削減が進まなかった影響が出た。
運送事業は売上高が6.1%減の2億1300万円、利益はわずかに増益となった。主要顧客の業務取扱量減少の影響を受け減収となったが、コスト削減による原価率改善の効果により増益となった。
流通加工事業の売上高は3.8%減の7億4200万円、セグメント利益は1900万円減少し、200万円の損失を計上した。国内物流業務取扱量が減少したことから減益となり、利益は売上高の減少に加え労務コスト上昇の影響が大きく減益となった。
通期業績は直近と変わらず、売上高が前年比1.3%増の83億円、営業利益が同36%減の1億1000万円、最終利益は67.3%減の1億円と増収減益を予想する。
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