システムファイブ、ドローンドックDJI Dock 3発売

▲DJI Dock 3（出所：システムファイブ）

サービス・商品システムファイブ（東京都千代田区）は27日、DJI（中国）が発表したドローン用産業用自律型ドックソリューション「DJI Dock 3」の取扱いを開始すると発表した。同製品は車載可能なサイズで、公共安全、緊急対応、インフラ点検などの用途に対応し、24時間365日のリモート操作を実現する。

DJI Dock 3は新型ドローン「DJI Matrice 4D」「DJI Matrice 4TD」に対応し、前モデル「DJI Dock 2」より飛行性能と防護性能が向上した。動作環境の温度範囲は50度から-30度で、極限環境でも安定した運用が可能。防塵・防水性能はIP56規格を満たし、内部システムを保護する。さらに、車両搭載に適した設計となっており、水平キャリブレーションやクラウドベースのキャリブレーション機能を備えることで、遠隔地からの精密な操作が可能となる。

物流分野では、DJI Dock 3を複数のドックと連携させることで効率的な運用が期待される。例えば、1台の車両に2つのドックを搭載し、デュアルドローンローテーションを実現することで、長距離伝送や広範囲での監視・点検が可能となる。加えて、DJI FlightHub 2を活用したインテリジェントな飛行ルート設定や、赤外線を用いた温度異常検出機能も搭載されており、物流・インフラ管理の効率化に貢献する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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