上組、インドに現地法人を設立し国際物流事業強化

拠点・施設上組（神戸市中央区）は2月28日、インドに100%出資の現地法人「Kamigumi （INDIA）」（上組インド社）を設立したと発表した。3月1日から営業を開始する。

インドは世界最大の人口を有し、持続的な経済成長が見込まれる。自動車製造業をはじめとする製造業の活性化に伴い、物流需要の拡大が期待されている。上組は、インド進出済みおよび新規進出予定の日系企業をターゲットに、国際複合一貫輸送やASEAN諸国の現地法人との連携による高付加価値サービスを提供し、ビジネス拡大を図る。

上組インド社の事業内容は、国際複合一貫輸送、インド国内の運送取次、設備輸送・据付スーパーバイザー業務など。所在地はハリヤナ州グルガオンで、資本金は5000万ルピー。代表は伊藤渉氏が務める。

上組は中期経営計画の一環として「海外事業の収益性強化」を重点戦略に掲げており、選択地域への集中的な投資を進める方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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