三井造船昭島研究所で中学生向け職場体験

▲可視化試験にて船の模型を観察する生徒（出所：常石造船）

環境・CSR常石造船は5日、三井造船昭島研究所（東京都昭島市）にて、地元の昭島市立瑞雲中学校の生徒を対象に2月5日から7日の3日間、職場体験を実施したと発表した。

研究所は船舶、海洋分野の研究機関で、試験・計測技術やシミュレーション計算技術などを活用し、エンジニアリングや製品開発を行っている。今回の職場体験では、船型開発の基礎知識を学んだ後、船舶性能試験の一環として、大型の船舶模型を水槽に浮かべる実験を見学した。また、流れの可視化試験として、タフトと呼ばれる糸を貼りつける作業や、船の周りの水や空気の流れを観察する実験、コンピューターを用いたCFD計算の見学などが行われた。

最終日には生徒たちが体験内容を発表し、「船の製品開発のプロセスを間近で学べた」「職場の雰囲気を知ることができた」などの感想が寄せられた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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