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ライナ自動配車クラウドに積み置き機能を搭載

2025年3月13日 (木)

サービス・商品AI(人工知能)システムの開発を手掛けるライナロジクス(千葉県市川市)は12日、同社のAI自動配車システム「LYNA(ライナ)自動配車クラウド」に「積み置き機能」を11日から新たに追加したと発表した。同サービスの利用者は標準機能として利用できる。

自動配車クラウドは、AIの組み合わせ最適化技術を使った配車計画制作ソフト。企業ごとに異なる複雑な制約や条件を網羅し、配車計画に不可欠な距離や時間、人件費などを最重要視して、トータルコストで最も優れた配車計画を高速で提案する。

積み置き機能は、1日の最後に積み置きがある運行パターンがスムーズに作成できるよう開発した。積み置きがある運行パターンの配車は、ベテランの配車担当者でも作成が難しく、配車システムでも、作成に手間を要してしまうのが課題だった。

積み置き機能では、積み置きを予定した配車計画を、1日の最後に「どの車両がどの荷物を積んで何時に車庫に戻ってくるか」というところまでシステムで作成。「積み置き当日の配車計画」と「指定した配送日の計画(積み置き翌日など)」の整合性が取れるよう、システム側でデータ連動し調整する。

これによって、積み置きした車両の荷物と降ろし日の配送先が自動で連動され、複数日にまたがる計画でも効率的に作成できる。荷物と配送先を手動でひもづけるような煩雑な操作が必要なくなり、配車業務の効率向上や配車担当者の負担減につながる。

また、「どの車両がどの荷物を積んで何時に車庫に戻ってくるか」というところまで作成できるため、計画上に空白部分がなくなり、各ドライバーの拘束時間を含めて運行全体も管理しやすくなる。

さらに、作成した計画は帳票にして出力できるため、ドライバーへの指示もより明確になり、配車担当者と・ドライバー間の行き違いによるミスも防げる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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