
▲命名されたエイドリアン・マースク(出所:A.P.モラー・マースク)
荷主A.P.モラー・マースク(マースク、デンマーク)は27日、オランダ・ロッテルダムのAPMターミナルズ・マースフラクテIIで二元燃料メタノール船の命名式を行い「エイドリアン・マースク」と命名されたと発表した。
「エイドリアン・マースク」は1万6000TEU (20フィートコンテナ基準) を超える積載能力を誇り、ロッテルダムからの処女航海を終えた後は、アジア・地中海貿易ルートでサービス提供を開始。同船で利用されるバイオメタノールやeメタノールは、従来の化石燃料に比べてGHG排出量を65%から90%削減することが可能。
なお同船は主要顧客であるネスレ(スイス)のエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼COOのステファニー・プリングス・ハート氏が命名。ネスレでは、温室効果ガス(GHG)排出量を削減するために代替燃料を使用するエコデリバリーオーシャンサービスで同社経由の海上貨物の100%を輸送している。このサービスを利用することにより、ネスレは従来の化石燃料と比較してGHG排出量を80%以上削減したという。
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