日東富士製粉、パスタ製品の供給体制を強化

拠点・施設日東富士製粉は9日、静岡工場のデュラム専用ミルを増強するため、現在の製粉工場隣接地に工場棟を建設する計画を発表した。

静岡工場のデュラム専用ミルは1997年に新設、05年にはデュラムセモリナ専用タンクを増設した。デュラムセモリナの販売が順調に推移する中、同社はパスタ製品の消費も今後、伸張が期待されているとして、増設により供給体制を強化していく。これにより、生産能力は約25％向上するという。竣工は11年9月。

同社では小麦粉、プレミックス粉のシェアアップを図るため、生産設備などの事業インフラ基盤への積極的な設備投資を進めており、今回のデュラム専用ミル増強により、安定供給の体制を整える。