日本郵便、トナミHDへのTOBが成立

M&A日本郵便は11日、子会社のJWT（東京都千代田区）を通じて2月下旬から実施していたトナミホールディングス（HD）の株式公開買い付け（TOB）が成立した、と発表した。トナミHDの普通株式を1株あたり1万200円で計791万6930株取得し、買収金額は807億円。株式異動日（本公開買付けの決済の開始日）は17日を予定している。

10日時点で本公開買い付けへの応募株券の数が買い付け予定数の下限以上となったことで、TOBが成立した。日本郵便の100％子会社であるJWTは、持ち株比率87.24％の筆頭株主として、トナミHDを日本郵政グループ傘下に収める。トナミHDは東証プライム市場に上場しているが、所定の手続き後に上場廃止となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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