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SBSHD、EVコンバージョン量産予定車ナンバー取得

2025年4月16日 (水)

▲EVコンバージョントラックの初号車(出所:SBSホールディングスほか)

認証・表彰SBSホールディングス(HD)、ヤマトモビリティ&Mfg(埼玉県川越市)、IAT(愛知県岡崎市)は15日、量産・量販を前提とした EV(電気自動車)コンバージョントラックの改造認可申請(複数台申請)が正式に認可され、車両ナンバーを取得したと発表した。

この認可は量産・量販を前提とした小型トラックのEVコンバージョンとして日本初になる。3社は共同で開発を担い、EV改造トラックの量産体制を確立する。新車購入費用と比べ、改造費用は3分の1に抑えられるとあって、物流業界をEV化させる起爆剤として期待がかかる。

SBSHDは2025年3月時点で72台のEV車両を保有している。同社はヤマトモビリティからの導入を皮切りに、25年上期中に20台以上のEV改造車両を追加導入する計画を示した。初号車の引き渡し式は15日にSBSHD本社で執り行われ、同社代表取締役社長の鎌田正彦氏とヤマトモビリティ代表取締役CEOの鈴木昭寿氏が出席した。

▲(左から)SBSHD社長の鎌田正彦氏、ヤマトモビリティCEOの鈴木昭寿氏

今回の複数台申請の認可取得により、同一型式・同一改造内容の車両登録が容易になった。ヤマトモビリティは2号車となるデモ車でのナンバー取得も完了し、SBSグループ以外の企業への訪問や公道試乗にも対応可能となった。

3社は今後、物流・流通業界全体のEV化推進に向け、保有するディーゼルトラックのEV改造を進める。また、EV改造・整備のパートナー企業の全国的な募集を行い、環境負荷低減に向けた取り組みを拡大する方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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