財務・人事ベンチャーキャピタルの15th Rock(東京都港区)は24日、米カリフォルニア州のロボティクス企業Robust.AI(ロバストエーアイ)に出資し、日本市場での展開支援を開始すると発表した。
ロバストは物流倉庫のピッキング業務を自動化する自律走行型ロボット「Carter」を開発。同ロボットはDHLの倉庫でも採用されており、生産性を60%以上向上させた実績がある。
(出所:15th Rock)
同社は人と協働するAI(人工知能)ロボットの開発を進めており、自律走行機能やリアルタイムマッピングを搭載し、導入初日から現場での即戦力として機能する点が強みだ。複数台のロボットが連携稼働することで、物流拠点全体の生産性向上にも寄与する。
導入形態はリースモデルで、企業は初期費用を抑えて柔軟に導入できる。既存倉庫にもインフラ改修不要で対応可能な設計となっており、現場のレイアウトにも柔軟に適応する。同社は今後、日本の物流・製造業界に向けて同製品の導入支援を本格化させ、2026年後半以降に販売を開始する予定だ。
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